将棋の高校生棋士、藤井聡太七段(17)が20日、大阪市福島区の関西将棋会館で指された第61期王位戦(新聞三社連合主催)の挑戦者決定リーグ(通称・王位リーグ)で、上村(かみむら)亘(わたる)五段(33)に118手で勝ち、リーグ成績を2勝0敗とした。
対局は午前10時に始まり、午後7時44分に終局した。勝った藤井七段は「ここまでは良い結果がでていると思うので。次戦もすぐにあるので、しっかりと、良い状態で臨めれば、と思っています」と話した。敗れた上村五段は「(形勢は)ずっと難しかったかなと思います。終盤で(藤井七段に)切れ味を発揮されて、届かなかったな、という印象です」と話した。
王位戦は将棋界に八つあるタイトル戦の一つ。王位リーグは、シードの4人を含む計12人が紅白2組に分かれ、それぞれ5局指す。紅白それぞれの優勝者同士で挑戦者決定戦を行う仕組みだ。王位と挑戦者は例年7~9月に七番勝負を行う。現在のタイトル保持者は木村一基(かずき)王位(46)。
今期王位リーグで白組に入った…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル